『せいじのみかた』Q&AVOL. 53 企画・制作/維新の党 女子高校生の手紙が「入院時学習支援」制度を創設 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
ある女子高校生の願いが県を動かしました。それは長期入院における「学び」の支援。今回、ご紹介するのはその思いが結実した入院時学習支援制度に関する文教委員会一問一答です。子どもたちの「学びたい」に応える制度として充実させたいと質問しました。
飯田―長期入院を余儀なくされている県立高校の生徒で、学習意欲がある生徒への対応は。
教育局―担任などが授業で使ったプリント類を病院へ届けるなどしている。
飯田―今回、自身が入院し、同じ境遇にある高校生のために、知事に宛てた手紙が結果として入院時学習支援制度の創設に繋がった。女子高生に対する教育委員会としての評価は。
教育局長―長期入院を経験した生徒だから分かる貴重な意見。改めて気付きの機会を頂けたと捉えている。
飯田―県立高校生が長期入院し「訪問教育制度」を望んだ場合、この生徒の立場は。
教育局―訪問教育は養護学校にある制度であり、同制度を受ける場合は、養護学校に編入する必要がある。即ち一旦在籍している県立高校を退学して養護学校に入る事になる。
飯田―この「入院時学習支援」の取組みは、単位認定や進級等、学校長が総合的に判断でき、普通高校から編入する必要がなくなる画期的な仕組みだと考える。更に言うなら退院後の自宅療養期間もネット通信を使った学習支援を受けられるようにすべきだ。
教育局―仕組みを運用する中で考えて行きたい。
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3月22日