区内を中心に活動しているNPO法人ファンズアスリートクラブ(井上秀憲代表)が17日、宮崎台小学校で「防犯スポーツ教室」を開催し、区内の幼児・児童ら80人が参加した。
これは防犯啓発活動を行う(一社)市民住まい向上委員会監修のもと、運動を通して「いざ」という時に危機回避できる能力を身につけるプログラムで、文部科学省も推奨している。
子どもたちは逃げる際に大声を出せるようにするための「大声ランニング」や、座った姿勢や後ろを向いた状態からダッシュする「変形スタート」などを通して、防犯の心得を学んだ。また、犯人の特徴を一瞬で覚えて逃げ、伝えていくリレーではチームで協力しながら防犯意識を高め合っていた。犯人役を務めた講師の中野道明さんは「親子で防犯について考えるきっかけになれば」と話していた。
この教室は同クラブ主催の「宮前スポーツスクール」のプログラムのひとつ。一流のアスリートらが講師となり、楽しみながら運動能力を高めてもらおうと月に1回程度開催している。
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