『せいじのみかた』Q&AVOL. 56 企画・制作/維新の党 責任の所在は場所ではなく人にあるべき 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
黒岩知事との質問論戦は最終回です。
【スポーツ行政の一元化】
飯田―中央教育審議会は「スポーツ行政事務は首長の判断で(知事部局に設置)することが適当」との答申を示し、法改正された。
私は「スポーツ競技と施設は一体で考え、競技は教育局、施設は県民局とバラバラではスポーツの発展はない」と主張してきた。組織を一体化してはどうか。
黒岩知事―現在、全庁横断的に取り組んでいる。東京五輪の成功と健康長寿に繋がるようスポーツ行政を一元的に所管する体制整備を図っていく。
【教育委員会制度】
飯田―教育委員会制度が58年ぶりに改正された。
大津市いじめ事件では最終責任者が不明で、この法改正では責任者をはっきりさせるはずだった。しかし、相変わらず人ではなく「教育委員会」という場所だ。 新制度への所見を問う。
教育長―新制度は、首長が直接任命し、教育長が教育委員会の責任者となる。制度改正により、責任の所在が明確になったと考える。
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新教育委員会制度では責任の所在は教育委員会にあるとしています。
例えばプロ野球、敗因の責任は監督にあり、コーチ会議の責任ではありません。しかしこの教育現場における新制度では「コーチ会議」に責任があるとしています。責任の所在が明確とは言えない状況で、教育環境の改善ができるのか甚だ疑問です。
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4月19日
4月12日