歌詞を手話で表現し、リズムに合わせてステップをつける「手話ダンス」。その考案者として日本手話ダンスクラブ代表を務める区内宮前平在住の西沢佑さんが、知的障害者通所施設などを運営する「社会福祉法人みのり会」の利用者に向けてボランティアで教室を開いている。昨年10月から2週間に1回程開催。今月20日には8回目の教室が行われた。
西沢さんが主宰する教室のスタジオ近くにみのり会の地域活動支援センター「パン工房ひよこ」がある。同店の常連だった西沢さんがスタジオの空き時間に手話ダンスを教えることを提案。興味を持ったみのり会の利用者らが集まった。
最初は皆遠慮がちに手話をしていたというが、今では歌も歌いながら楽しんでいる。20日にはステップも取り入れ、『小さな世界』『さんぽ』などの曲を練習した。参加者は「手話やステップに慣れてきて楽しい、これからもっと上手になりたい」と話していた。
西沢さんは「手話ダンスに興味を持ってもらえて嬉しい。何より楽しんでもらうことが一番」と話した。
教室は今のところ6月まで行う予定。その後については検討中だが、みのり会の来春の入所式で発表することを目標に練習を続けていくという。
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