宮前消防団員が日頃の訓練の成果を競い合う「第21回消防操法大会」が5月31日、犬蔵中学校で行われた。
消火活動の技術向上を目的に、火に見立てた的に放水するまでのタイムやチームワーク、行動の機敏さなどを3分団6班が競い合った。快晴の中、宮前消防30周年の記念となる大会を目にしようと、約300人の市民も観戦に訪れた。
優勝したのは宮前分団馬絹班。タイムは一番ではなかったものの54秒と早く、「安全、確実、迅速」の3つのポイントをしっかりおさえたチームワークが評価された。さらに同班から出場した団員4名全員が最優秀個人賞を受賞した。準優勝は今回最短タイムの50秒を記録した野川分団野川班、第3位は昨年勝者の宮前分団土橋班となった。
宮前消防団の秋山明団長は「各班が日頃の練習の成果を発揮して、素晴らしい消火技術を披露してくれた」と今大会を振り返った。
宮前消防署の原悟志署長は「来年の市・県大会に向けて、そして災害に備えて、さらに訓練を重ねていってほしい」と激励した。
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