『せいじのみかた』Q&AVOL.59 企画・制作/維新の党 カネミ油症事件を教訓に県民の「命」安全を守る その1 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
県議会議員として2期目の議席を預からせて頂き、初年度は公害防止や環境保全、農業、林業及び水産業など幅広い分野を担当する「環境農政常任委員会」に所属しています。私たちの暮らしに欠かす事のできない飲料水、その源となる水源環境保全など県政の重要課題、県民の安全安心と県民福祉の向上に資するため、地域県民代表として行政と議論を戦わせています。
環境問題を専門的に議論できる絶好の場として、昭和43年、福岡県で発生した「カネミ油症事件」を2度と発生させない為にPCB(ポリ塩化ビフェニル)対策に取り組んでいます。
カネミ油症事件とは、民間企業のカネミが製造していた米ぬか油にPCBが混入し、ダイオキシンが発生。その油を使用した食材を食べた約1万5千人が皮膚障害や内臓疾患、ホルモン異常、発癌を訴え、子や孫と世代を超えて影響が出ている社会を大きく震撼させた事件です。
その事件の原因となるPCBとは、私達の生活の身近に潜んでいます。国際条約や特別措置法でも適正に処理するよう定められている事から所属委員会で取組みを加速させる議論を継続しておこなっています。
※PCB物質については次号でお伝えしてまいります。
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3月22日