市内のアマチュア混声合唱団「樹林」の創立30周年記念演奏会が16日、宮前市民館大ホールで行われ、迫力ある歌声が約700人の観客を魅了した。
1985年に宮前区で「ベートーヴェンの第九を歌う会」を作ろうという呼びかけから設立された同会。宗教曲や法人合唱組曲など、幅広く演奏してきた。今回の30周年記念演奏会では歴代の常任指揮者4人が揃い、「第九」や「ドイツ・レクイエム」など各期に演奏した曲を披露。アンコールは「大地讃頌」で締め括られ、会場を沸かせた。
現在、団員数は約120人。創設時から在籍する21人のうちのひとり、井上良彦さんは「これまでに歌った曲を歌い、各期が思い出された」と公演を振り返る。2008年から同会代表を務める高橋達さんは「市内でも有数の大型合唱団として、これからの世代に繋げていきたい」と話した。
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