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医療レポート【6】大腸内視鏡検査 ストレス社会の過敏性腸症候群
軽度から重度まで、日本人の10〜15%が罹っているといわれる「過敏性腸症候群」。この影には、大腸がんなどの深刻な病気が隠れていることもあるという。たまプラーザ南口胃腸内科クリニック(平島徹朗院長)の久津川誠副院長に取材した。
「末梢神経が最も多く集中している腸は、第2の脳とも呼ばれています」と久津川副院長。仕事の悩みや育児、介護など、精神的なストレスや過度の不安で便秘や下痢が続く場合や繰り返す場合、過敏性腸症候群の疑いがある。しかし、この疾患は症状だけでは判断しづらく、がんやポリープのほか、炎症性疾患がないことが明らかになって初めて診断されるのだという。「正しい診断のためにも、大腸内視鏡検査は不可欠」と久津川副院長は話す。
同院では、国立がんセンターや大学病院と同等の内視鏡設備を完備。画像が鮮明で視野が明るいデジタルハイビジョン内視鏡とハイビジョンモニターを活用し、特殊光や通常の100倍の拡大内視鏡を用いて、微小な病変もしっかりキャッチ。わずかな隆起や色の変化もしっかりと観察し、より高精度な診断を追求している。
「いつもの症状だから」と自己判断し、市販薬などを飲み続けるのも危険だ。「放っておくと手遅れになるということもある。ポリープやがんではないことを確認した上で、適切な治療を受けてほしい。まずは医師に相談を」
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4月19日
4月12日