東京辰巳国際水泳場で8月に行われた第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で、サギヌマスイミングクラブ鷺沼(宮前区有馬)所属の伊東隼汰さん(16)が優勝した。
同大会は全国から基準タイムをクリアしたジュニアの強豪が集まる。伊東さんは男子50m自由形・15歳〜16歳の部に出場。23秒58という好タイムで優勝した。
しかし、伊東さんはこの優勝に満足していないという。今回、2位だった香川県の選手が自分よりも早いタイムを持ち、中学1年の頃からの目標としている存在だからだ。今回の大会ではその選手を抑え優勝を飾ったが「真の喜びはまだ得ていない」と自らを挑戦者としている。
伊東さんを指導してきた小池忠昭コーチによると、今大会に向けての練習は伊東さんとライバル関係となる川根正大(16)さんの自主性に任せたという。「お互い切磋琢磨し、成長してくれた」と満足した様子。また11日から始まる和歌山国体では中3・高1の区分で伊東さんが東京都代表、川根さんが神奈川県代表で登場。「同じクラブのライバル同士の対決が楽しみ」とも話してくれた。
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