サギヌマスイミングクラブ(宮前区土橋・有馬)に通う伊東隼汰さん(16)と川根正大さん(16)が、9月11日から13日に行われた第70回国民体育大会(和歌山国体)で大活躍。伊東さんは東京都代表、川根さんは神奈川県代表として、ともに400mフリーリレー、50m自由形に出場。伊東さんは優勝と2位、川根さんは4位と3位という好結果を残した。
国体は全国の47都道府県の代表が競う。同じクラブで切磋琢磨する伊東さんと川根さんは競泳の少年B(14歳〜16歳)の部で、東京代表、神奈川代表に分かれて出場した。
奇しくも2人は現在、同じ種目のライバルとしてクラブ内でペアを組んで練習する仲。結果はともに伊東さんに軍配があがったものの担当する小池忠昭コーチはこの同門対決を「良い刺激になった」と話す。
しかし、伊東さん、川根さんとも満足はしていない。直接対決となった50m自由形では、小学生の頃から目標としていた香川県の選手に一歩届かなかったからだ。2位、3位と好成績を残しながら「悔しい」とこぼし、リベンジを誓った。
将来の2人の目標は五輪に出場すること。その目標にたどり着くためにまずは国内最高峰の日本選手権出場を目指す。現在、高校1年生。現時点でこの年齢で出場資格を得る標準タイムの突破者はいない。「険しい道のりだが、すでに2人は前を向いている」と小池コーチ。今後の成長に期待が集まる。
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