神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2015年10月9日 エリアトップへ

稗原地区7自治会 コミュニティカフェを開設 地域の福祉施設・団体と協働

社会

公開:2015年10月9日

  • LINE
  • hatena
稗原ゆ〜ず連絡会メンバーと関係者ら
稗原ゆ〜ず連絡会メンバーと関係者ら

 稗原小学校区に属する7自治会と福祉施設・団体らで結成された稗原ゆ〜ず連絡会(川田和子代表)が8日、同校近くに地域コミュニティカフェをオープンさせた。5日には開所式が行われ、川田さんは「誰でも気軽に立ち寄れる地域交流の場になれば」と話した。

 この地域コミュニティカフェは「気軽に地域住民が集えるカフェ」として、地域の福祉力向上のため開設された。福祉施設・団体らと協働しながら、福祉的情報が得られる場所づくりを行っていく。川田さんは「温かいまなざしで手助けできる、居心地の良い場所にしていきたい」と話している。

 運営する稗原ゆ〜ず連絡会は元々小学校区として繋がりの深い7自治会と同地域に根づく施設や団体が集い、今年6月に結成された。加盟する施設・団体は、はぐるま工房、障がい者支援施設みずさわ、かわさき記念病院、介護老人福祉施設鷲ヶ峯、鷲ヶ峯地域包括支援センター、鷲ヶ峰いこいの家、稗原小学校。

 連絡会は鷲ヶ峰西住宅自治会会長の川田さんが発案。障害、高齢、子育て、医療、福祉などにおいて地域を総合的にサポートしようと周辺自治会長に声掛けしたことから始まった。地域課題解決に向け活動している第5期宮前区区民会議(宮崎孝委員長)のサポートも得ながら、既に関係施設での出張カフェや健康講座の開催などを実施している。

 今回、地域コミュニティカフェの実現にあたっては、同時期に個人で喫茶店を始めようとしていた菅生ヶ丘の碓井正子さん(ユーズカフェ/菅生ヶ丘23の6)の協力のもと、同店舗内に開設。開所は木・日・祭日を除く午前10時〜午後3時で、基本的にはボランティアスタッフや連絡会メンバーが常在し、相談窓口となる予定だ。飲食については実費。今後は関係機関によるイベントの開催なども想定している。

 なお、同連絡会では活動資金として社会福祉協議会の助成金や各自治会の分担金を収集することで、自立した組織として活動を実現している。

 同連絡会に関する問合せは川田さん【電話】090・3681・6209。

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook