犬蔵中学校区のPTAで組織される三校連絡協議会(犬蔵中学校・白幡台小学校・犬蔵小学校)が、通学路の危険箇所アンケートを実施。それに基づき15日に区の担当者らを交え、改善の要望を行った。
区内の小学校では、毎年通学路の危険箇所等の要望を年度始めに区の教育委員会に提出。その内容は各所管に振り分けられ、内容に基づき優先順位をつけ予算付けし対応されている。
今回はこれとは別に危険箇所を改めて確認しようと三校連の各校で調査を実施したもの。同校区は宅地開発により急激な人口増加が進み、開発前は650〜700人だった子どもの数が、現在は1000人を超え、3年後は1300人超の予想もある。
当日は、犬蔵中学校の視聴覚室を会場に、三校連各校のPTA役員、区の危機管理担当と道路公園センター整備課の職員、地元選出の石田康博市議会議長が出席。宮前警察署署員も出席予定だったが、公務のため後日区職員が報告する形となった。
席上、各校が順番に危険箇所について現状や危険と思われる理由などを説明。それに対してどのような対策ができるかを区担当者に尋ねた。
今回の改善要望の内容は、「交通量が増えている細い道で歩道と車道の色分けをしてほしい」「交差点の信号待ちの場所が狭い」「路面の色分けや止まれ等の文字の塗装が剥げている」のほか、「暗い場所に防犯灯を」などがあった。
これに対し区の担当者は「要望を持ち帰り、各担当部署に振り分け、順次対応することになる。予算の問題もあり、各校の代表者に回答はするが、時間がかかることを理解してほしい」と話した。
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