2015年もあとわずか。今年1年、川崎市そして宮前区ではどのような出来事があったのか。今年1年を彩ったトップ記事からピックアップして振り返る。
区内で2287人が成人式を迎えた1月、区内野川と高津区千年にまたがる「橘樹官衙遺跡群」が、3月に市内初の国史跡に指定される予定となり、地元では同遺跡群を含む文化財の国宝認定を望む動きが活発化した。
2月は、2015年度市当初予算案が発表され、区の機能強化費が大幅に増額された。また、市町村対抗「かながわ駅伝」で川崎市が6年ぶりに優勝。2区を走った宮前区出身の矢澤曜選手が区間賞を獲得した。
3月は、警察署・消防署・区役所の3者による地域防災に関する覚書により、区内の交番、消防出張所など17カ所に区民に貸し出すための土のうが配備された。
4月は、統一地方選が実施され、市議選では現職7人全員と新人1人、元職1人の9人が当選した。また、土橋に市内2施設目となる病児保育施設を開設した。
5月は、宮前消防署(原悟志署長)が、日本初の高機能はしご車を導入したことを掲載。30メートル級で先端部分屈折伸縮機能と、はしごの動きに連動する伸縮水路管を装備。今後の消火活動や人命救助での活躍が期待される。
6月には、区内を中心に奉仕活動を行ってきた「川崎向ヶ丘ライオンズクラブ」が、31年の歴史に終止符を打った。また、鷺沼在住の有本響君(当時11歳)が12歳以下のテニス大会で全国3冠を狙える活躍の様子を報じた。
7月には、市民館・区役所で開催された『平和のための原爆展』で戦後70年の節目に、生涯「子どもの幸せと平和」を描き続けた画家・絵本作家のいわさきちひろの特別出展を行った。
8月には、川崎市の特産品として知られる多摩川梨の地元ブランド「宮前梨」が旬を迎え、今年は糖度・大きさとも上々の出来だった。
9月には、区内南平台にある中日本高速道路(株)の研修施設内に2012年に9人の死者を出した笹子トンネル事故の事故車両を展示。社員研修に役立てるとしているが、遺族から要望のあった一般公開も検討するとした。また、区内にあるサギヌマスイミングクラブに通う伊東隼汰さん(当時16歳)と川根正大さん(同)が、和歌山国体の競泳の少年B(14〜16歳)の部に出場し、ともに400mフリーリレー、50m自由形で好結果を残した。
10月は、区内稗原地区の7自治会と福祉施設・団体らで結成した稗原ゆ〜ず連絡会(川田和子代表)が、地域コミュニティカフェをオープンした。また、大型農産物直売所「セレサモス宮前店」も宮崎にオープンした。
11月は、福田市長の任期折り返しにあわせてインタビューを掲載。市長は公約について「計画通りに着手できている」との見解を示した。
12月には、宮前区区民会議(宮崎孝委員長)による新たな取り組みがスタート。バス停にQRコードを設置し、それをスマートフォンでかざすとバス停から行ける名所の案内など情報が現れるもの。第1弾として馬絹神社前バス停と上野川バス停からの2ルートが運用を開始した。
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