『せいじのみかた』VOL.63 企画・制作/維新の党 県行政に風穴 「スポーツ局」新設 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
平成23年県議会初当選以降、代表質問、一般質問、予算委員会等で、粘り強く議論を積み重ねて来た「スポーツ行政の一元化体制」の提案が、実を結ぶ結果となりました。12月22日の本会議で条例案が可決し、来年4月から知事部局に「スポーツ局」が新設されることになりました。
「スポーツ」は法律で、教育委員会が所管する決まりでしたが、平成20年の法改正で、首長が所管及び執行できるようになっています。しかし神奈川県は旧態依然のままです。
何故、所管を教育委員会から知事部局に移行させることに拘ってきたのか、その理由は大きく2つです。
1つに、県行政と県教育委員会は別組織であり、教育費ではスポーツ振興予算が十分に確保できないこと。2つに、「スポーツ競技」と「グラウンドや競技施設」は一体的と考える必要があり、競技は教育委員会、グラウンド等は都市公園を所管する県土整備局とバラバラの運営では、根本的なスポーツ施設不足の解消に至らないからです。
スポーツ局を新設するという行政組織に風穴を明けられたことは大きな一歩と考えますが、しかし、今回の条例改正では、都市公園内のスポーツ施設の移管だけは見送られたことから、課題は残りました。
もうひと頑張り、引き続き、県民県益のために働き、結果を出して参ります。
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3月15日
3月8日