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内科 ＡＤＨＤに漢方はどのように効果があるのでしょうか
高橋俊光院長
ＡＤＨＤ（注意欠陥・多動性障害）は不注意（間違いが多い）・多動（じっとしていられない）・衝動性（考えなしに行動する）という特徴を有する行動障害です。児童のみならず、大人のＡＤＨＤも少なからずいます。これにより仕事で不注意のためにミスをする等、社会的にも解決すべき課題となっています。現在ＡＤＨＤに対して、脳に作用する薬剤が特定の医療機関で処方されていますが、こうした薬剤でも効果不十分な事例があります。この場合、漢方治療で症状が改善することがあります。漢方治療では体格の違いや冷え症・胃腸虚弱の有無などの体質の違いに応じて、数十種類ある漢方から処方を決めます。体質を改善することでＡＤＨＤの症状の緩和を図ることができるのです。
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