12月議会 休日急患診療所や北部斎苑の不便を解消 市政報告 市民の声から政策を実現 公明党川崎市議会議員団 山田はるひこ
シーズンに対応し患者呼出システム導入
昨年3月の予算審査特別委員会で、昨シーズン、インフルエンザで、宮前休日急患診療所に100人近い順番待ちができ、さらに待合室に入りきれない患者が車の中で待機する状況だったことを指摘し、その対応として自動発券機と受付モニターの設置を提案。12月議会ではその後の対応を質しました。
これに対し市は、今シーズンの流行に備え、同診療所に12月6日から患者呼出システムを導入。受付で番号札を発券し、待合室のモニターで呼出番号を表示・音声案内すると同時に、インターネットサイトに待ち人数や呼出番号をリアルタイムで表示。同サイトを見ることで混雑時には番号札発券後、一旦待合室を離れ、順番が近づいたら戻ることも可能になりました。さらに来所前に混雑状況がわかり、待ち時間の平準化につながるとのことでした。
また夜間診療の時間延長や災害時の人工透析の応急拠点として期待がかかる点も質問。これには医療スタッフの確保や費用対効果等についての課題があるとし、今後災害医療コーディネーター会議等において協議していくとのことでした。
北部斎苑整備で利便性を強化
かわさき北部斎苑整備について、平成23年6月議会で式場予約の混雑緩和のために効率的運用を提案。具体的には南部斎苑の平成22年度実績を例に200人用の式場の使用回数が38回であるのに対し、100人用では350回、50人用では891回と、小規模な式場ほど稼働率が高いことを明らかにし、その上で北部斎苑の式場が200人用と100人用の2室で、さらに南部斎苑と違い部屋を分割して利用できない点を指摘。このほど増築棟建設の計画が示され29年度より供用開始が決まった北部斎苑の概要について尋ねました。
市は提案を考慮し25人程度の小規模な葬儀にも対応するため、2分割可能な50人用の式場、遺族控室を整備。式場については現行の200人用、100人用に加え、50人用、25人用と葬儀の規模に応じた利用が可能となるとのことでした。
また、駐車環境の悪さについては増築棟等の工事に続き、早期に駐車場の整備が完了できるよう、来年度、具体的な計画策定を進めていくとの回答でした。
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4月12日
4月5日