神奈川県最大級の小学生絵画コンクール「第20回夢絵コンテスト」の結果がこのほど発表され、4千点を超える応募から向丘小学校の一明りりあさん(5年)が川崎フロンターレ賞を受賞した。1年生の時から応募し続け、5年連続の入賞。表彰式は3月5日、作品は同5・6日にそごう横浜店で展示される。
夢絵コンテストはNPO法人こどもネットミュージアムが主催。今年度は「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに県内の小学生を対象に絵画を募集した。県教育委員会が審査の上、入賞35作品、入選100作品が選ばれた。
一明さんの作品『雲の上の世界』は「雲の上に海や家があったらいいな」という発想から生まれたもの。アクリル絵の具や砂、折り紙など身近な画材を用いて、平面ながら立体感のある作品に仕上がった。制作には約半年かかったといい、一明さんは「毎日少しずつ色を重ねたりけずったりした。海の色使いは特にこだわった」と話す。
親戚にデザイナーが多く、芸術一家の中で育った一明さんはものづくり好き。1年生の時に学校の課題で初めて同コンテストに応募した作品が入賞したのをきっかけに、母の勧めもあって毎年応募。市教育委員会賞やFMヨコハマ賞など5年連続で入賞している。来年度、6年生で最後のコンテストにも挑戦する予定で、「次こそ最優秀賞を取りたい」と笑顔で話していた。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>