ボウリングで近所の親睦を図る取り組みが野川地域で行われている。
「野川ボウリングクラブ」(通称NBC)は30代から80代まで会員46人。野川在住、元在住者を対象に6年前に発足した。取り組みは年3回、タチバナボウルで開催するボウリング大会だ。景品は会費で購入した商品のほか、会員の畑で採れたキュウリ、妻が作ったプリザーブドフラワーなどを用意して盛り上げる。
「それまでご近所で会っても挨拶がなかったけど、会えばボウリングの話で盛り上がるね」と会長で会の発起人でもある米山修さん(78)。米山さんは定年後に趣味でボウリングを始め、タチバナボウルへ通うようになった。当時、気になったのは「顔を知っていても近所で挨拶をしない」こと。タチバナボウルの協力を得て、会員の中の「野川在住者」に向けて「野川ボウリングクラブ」を立ち上げるDMを発信してもらった。返信率は9割。規約の作成からルール作りまで、参加者が楽しめるように工夫している。
「忙しい時は無理せず参加。健康目的に長く続けられるといいね」と話した。
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