『せいじのみかた』VOL.66 企画・制作/維新の党 県予算を家計に例えると? 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
神奈川県の平成28年度予算が成立しました。県政史上最高となった予算は2兆317億円。県民910万人として、家計に例えてみました。
給与、仕送りの収入は前年度より増え約16万7千円、支出はそれを上回る22万1千余円で、収入で支出を賄いきれない状況が続きます。
支出の内訳は、家賃5万円、食費3万余円、光熱水費3万3千余円、医療介護に3万2千余円、学費に5千余円、自動車ローンに3万2千円と生活に欠かせない費用(義務的経費)が18万3千円と支出の82・7%を占め、この時点で収入を超えています。その他、夫の交際費や子供の学力向上のための塾春期講習代など、投資を見込んだ目的(政策的経費)に使える経費が3万8千円、支出の17・3%に留まりました。
一方、収入は給料(県税等)と仕送り(交付金)を合わせ16万7千余円で、約5万4千円が不足しています。その穴埋め分を借金で補うことで、収入と支出のバランスを取っています。この状況が毎年繰り返され、自転車操業による運営が見て取れます。
そして、積もった借金残高は39万1千余円です。
無駄を削り、創意工夫で稼ぐ公共の財政基盤を確立するため、引き続き県民目線で議論をおこなって行きます。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月19日
4月12日