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宮前区版 公開:2016年5月27日 エリアトップへ

宮前区PTA協議会会長に就任した 浮岳(うきおか) 亮仁(あきひと)さん 馬絹在住 46歳

公開:2016年5月27日

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楽しむことで、活動拡大を

 ○…宮前区の中学校学区内にある29校のPTA会長らが所属する「宮前区PTA協議会」の会長に5月13日付で就任した。地元、宮崎小学校のPTA会長職と兼任することになる。「現場に近い感覚でいられる」と前向きな姿勢をみせる。協議会としては「学校や地域の橋渡し役になっていきたい」と地域一丸での子育て環境づくりを目指す。

 ○…長女が小学校5年生になった時にはじめてPTA活動に携わった。今年で3年目を迎える。協議会会長の推薦のきっかけは2015年に関東ブロックPTA研修で川崎市の代表として研究発表を行ったこと。世間一般では、PTAが学校と保護者の対立する場や「下請け」イメージを持たれがちである。しかし、「PTAは保護者と教職員が車の両輪となって、同じ軸の上で子ども達のよりよい学びの環境づくりをする」ということが大切と訴えた。これが前会長に響き、推されることになったという。

 ○…妻と2人の子どもと暮らす。本職は、馬絹の泉福寺の副住職だ。実は、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」の大ファン。現在も増え続ける蔵書は600冊を超える。惹かれた理由は、ストーリーの奥深さ。主人公の鬼太郎が悪事を働く妖怪を倒していく話だが、悪役側にも行動に理由があり、社会がそれを生むことを示唆した内容が子どもながらに心に響くという。「必ずしもハッピーエンドにならない。トラウマになった回もある」と苦笑い。作品を通して「大人になっても弱い立場のもののことを考えるようになった」と話す。

 ○…好きな言葉は桂枝雀の「楽しもうと思わないと、楽しめない」だ。PTA役員を務めていた時、くじで決まったにもかかわらず役員の多くが生き生きと活動に取り組んでいる姿をみて活動は十分楽しくできると実感した。「大変だと思わず、そこから学ぶことを楽しみたい」と自ら「楽しむ」を率先し、活動参加の拡大に努めていく。

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