昨年6月の公職選挙法等の改正で選挙権年齢が満18歳以上となったことを受け、市選挙管理委員会が高校生向け啓発チラシ『Eighteen』をこのほど発行し、市内高等学校の全生徒に配布した。
市内では今年7月の参議院議員選挙が法改正後初めての選挙となる。同選挙では、市内の18、19歳の有権者が約2万4千人にのぼると見込まれている。
市選管では、今後有権者となる中高生に選挙への関心を持ってもらおうと、これまでに市内10校で選挙に関する出前講座を行ってきた。今回、参院選を前により選挙への意識向上を図ろうと、市内高等学校の全学年の生徒に向けた啓発チラシの発行に至った。チラシには選挙時の情報収集方法や候補者を決める手段、実際の投票方法、参院選の内容などが記載されている。チラシを手にした県立新城高校の藤井治樹さん(3年)は「選挙運動のルールなど知らないことも載っていた。実際の候補者の情報も欲しいと感じた」と話した。
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