神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2016年8月12日 エリアトップへ

「市内活性、南北交流が鍵」 市観光協会 斎藤文夫会長に聞く

文化

公開:2016年8月12日

  • LINE
  • hatena
市の観光の未来について語る斎藤会長
市の観光の未来について語る斎藤会長

 「公害」「ギャンブル」といった負の代名詞がつきまとっていた川崎のイメージが最近様変わりしているという。

立役者の一人が、川崎市観光協会の斎藤文夫会長だ。長年、「観光・文化の誉れ高い街に」と尽力。「郷土愛」をキーワードに川崎の観光を盛り立ててきた。斎藤会長にこれまでの取り組みとさらに魅力ある街にするアイデアについて聞いた。

 「確かに川崎市は、京都や奈良のような世界に誇る神社仏閣がたくさんあるわけではない。そうした街で観光を盛り上げるには『郷土愛』が大切だ」。斎藤会長は力を込める。郷土愛があれば地域の誇るべき観光資源を発掘することができ、それを情報発信できるという。一例が自宅のある旧東海道だ。「かつてはその存在すら知らなかった地域住民が多かった」と斎藤会長。縁の詩人佐藤惣之助の碑を建立したり、市制80周年の際には「大川崎祭り」を開いて光を当ててきた。観光協会空白区に協会を設立したのもそうした取り組みを全市に広げるため。「今では文化度の高い催しを競い合って開いている」と手ごたえを感じている様子だ。

 今後、市内の観光・文化を成熟させるためには「南北交流が必要」。そのためにも交通インフラの整備が重要だと説く。さらに、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて外国人観光客の誘致も重要だと指摘。「例えば、日本民家園。向ヶ丘遊園駅から民家園まで距離がある。そこを駕籠で運べば喜ぶよ。外国人は口コミで川崎を訪れる人が多いから話題になる。将来の観光を語るには大きな夢を描かないと」

宮前区版のローカルニュース最新6

区役所に献血バス

区役所に献血バス

2つのRC合同 5月8日

4月23日

愛犬と公園で楽しもう

愛犬と公園で楽しもう

5月8日 東高根で

4月22日

活動の成果を披露

活動の成果を披露

6月2日、菅生分館拠点の団体

4月20日

消しては描かれ

トンネル落書き

消しては描かれ

馬絹町内会有志ら落胆

4月19日

若者文化推進など追加

ふるさと納税の活用事業 川崎市

若者文化推進など追加

4月19日

外国人人権考えるシンポ

オンライン参加も可

外国人人権考えるシンポ

4月27日 川崎区東田町で

4月19日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook