宮前区で活動する「富士見台ウルフ少年野球クラブ」(後藤哲治代表)が、初出場した高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会で、見事に県勢過去最高成績となる第3位に輝いた。
富士見台ウルフは、神奈川県大会を勝ち抜き、創部36年にして高円宮賜杯全国大会に初出場を果たした。
同大会は全国から予選を勝ち抜いた強豪が集まる国内最大規模の学童軟式野球大会で、「小学生の甲子園」ともいわれている。
今年も51チームが集結し、8月7日から13日まで神宮球場や大田スタジアムをメインに都内で熱戦が展開された。
2回戦から登場したウルフは、3試合を勝ち抜きベスト4へ。12日に大田スタジアムで行われた準決勝で、兵庫県代表「小野東スポーツ少年団」と対戦した。
試合は序盤3点を先行されたものの、終盤勝負強さを発揮。5回から1点ずつ返し最終回の7回に追いつき延長へ。延長は塁上にランナーを置いた状態から始めるタイブレークが採用され、先行のウルフは3点を挙げたものの、その裏4点を取られ惜しくもサヨナラ負けした。
同チームで35年指揮を執る小笠原春夫監督は「選手たちは夢の舞台で、最後まで諦めない素晴らしい野球を見せてくれました。この経験を活かし、次の頂点目指し頑張ってもらいたい」と話し、4試合を一人で投げ抜いた小笠原大燿主将は「全国大会でメダルがもらえて嬉しいけど、目標は全国制覇だったので優勝できなくて悔しいです。全国大会でチームに足りないところが分かったので、そこを修正して、これからの大会 全て勝てるように頑張ります」と話した。
朗報を聞いた野本紀子宮前区長も「おめでとうございます。前年県代表の有馬フレンズなど強豪ひしめく宮前区で、これからも切磋琢磨して皆でさらに強くなってください」と喜びのコメントを寄せた。
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