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シリーズ【2】 「検診で大腸が"要検査"、大腸内視鏡検査ってどんな検査?」 取材協力/こにしクリニック
「健康診断や大腸癌検診で『便潜血検査陽性』と言われた…」。いざ結果が出た時どのように対応すれば良いか不安を抱える人も多い。今回は、大腸癌の検査について「こにしクリニック」小西一男院長に聞いた。
大腸癌検診、便潜血陽性者の精密検査受診率は70%弱。小西院長は「この受診率では十分と言えない。便潜血検査における大腸癌検出感度は80%以上であり、検診陽性の場合には内視鏡精密検査を受けるべき」と話す。多くの科学的データから腺腫性ポリープの一部が徐々に大きくなって大腸癌に至ると考えられている。大腸ポリープ切除は大腸癌の発生・死亡抑制に効果的であることが報告されているという。
大腸内視鏡検査の流れ
同院での大腸内視鏡検査はまず、検査前日の就寝前に下剤を内服。検査当日は数回に分けて下剤を服用しトイレに通って腸を綺麗にする。ここまでは自宅で行い、その後クリニックで内視鏡検査を実施する。鎮静剤で緊張を和らげ、炭酸ガスで腸管を膨らませて検査を行う。炭酸ガスの使用は検査後にお腹の張りを軽減させるのに有効だ。検査は15〜20分程度で終了。また、ポリープが発見されれば同時に日帰りポリープ切除も可能。検査後は回復室で60分程度休んでから検査結果の説明を受けて終了。
一方、胃癌の検査については胃透視検査異常やピロリ菌検査陽性の場合、胃内視鏡検査での精密検査が必要となる。
小西院長は「内視鏡検査に不安をもつ方も多いですが大腸癌・胃癌は早期発見が大切。まずは専門医に相談を」と話している。
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4月19日
4月12日