ボランティアグループ「十人会」(島崎實代表)が11月末で解散した。
同会は市内を中心に高齢者施設を毎月慰問。練習を積み、質の高い歌や楽器、ダンス、演劇等で入所者を楽しませてきた。
2002年に発足し、18年間活動を続けてきたが、メンバーの高齢化等に伴い、解散することが決まった。同会では機材の搬入作業からパフォーマンスまでの全てをボランティアメンバーで担ってきた。70代、80代のメンバーも増え、活動が難しくなってきたという。
解散を受け、島崎代表は「様々な施設の方々や関係者の皆様にたくさんのご支援をいただいた。長年の活動に幕を下ろすのは大変残念だが、今後も何かの形で地域に貢献していきたい。お世話になった皆様には本当に感謝している」と話す。
区社協に寄付
同会では解散に伴い、区内のボランティアを応援したいとの思いで寄付を申し出た。今回、宮前区社会福祉協議会(浮岳堯仁会長)が寄付を受けることが決まり、先月15日に区役所で島崎代表から区社会福祉協議会の太田公子副会長に寄付金が手渡された。
島崎代表は「少しでも何かの役に立てればと話し合い、寄付することに決まった。今後はそれぞれの道で頑張っていく」と話していた。
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|