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内科 糖尿病への危険信号血糖値が高いとなぜ注意?
厚労省の調査によると、国内の糖尿病患者数は約950万人と推定されていますが、そのうち治療を受けている患者は65%という報告があります。つまり気づいていないか、気づいていても治療をしていない人がかなり多いのがわかります。最初はなかなか症状がでないというのも理由のひとつでしょう。しかし、進行すると心筋梗塞や脳卒中、網膜に影響が出れば視力低下や失明、腎臓に至っては蛋白尿が出て、じん機能低下から人工透析になることもあります。単に尿に糖がでるだけではないのです。
ですから検査は非常に重要となり、その結果、糖値が高いと糖尿病の可能性があり、異常ありとされます。
血糖自体は体のエネルギー源ですが、必要以上に高いと、活性酸素などの有害物質が多くなり、体の組織、特に全身の血管を傷めるなど恐ろしいことになります。
血糖値が高い状態が少なくとも5年ほど続くと危険性が高まりますので、異常が認められた場合は、早めに専門医に相談しましょう。治療は重症の場合を除き、食事や運動など生活習慣の改善から始めるとよいでしょう。
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4月12日
4月5日