詩とアートの展覧会「第22回NHKハート展」で、区内東有馬の障害者支援施設「れいんぼう川崎」在住の松本幸治さんが3回目の入選を果たした。
同展は障害者による詩に込められた思いをアーティストがハートをモチーフに表現。今回は3641編の詩から50編が入選した。
松本さんは高校3年生の時に事故で頸椎を損傷。体の自由がきかない中で詩と出会い、心の表現をするようになった。今回の作品名は「梅干し」。月一回通う病院で昼食を食べていたときに見た光景の心情を書いたという。松本さんは「3回も選ばれるなんて驚きました。とてもうれしいです」と話していた。
作品は現在、東急百貨店渋谷・本店の3階で展示されている(5月6日まで)。
また、松本さんが自由な言葉で綴ってきた詩をまとめた著書『満開の光を浴びて』(1847円)が、アマゾンで取り扱われている。
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