宮前区地域教育会議の議長に就任した 宮崎 由美さん 神木本町在住 57歳
笑顔で地域つなぐ
○…地域と学校、行政が協力して、子どもや教育を支援し、豊かなまちづくりに取り組む地域教育会議。市内7行政区と51中学校区にそれぞれ設置されている。同会議の宮前区の議長に6月15日付けで就任した。任期は1期2年。副議長を2期4年経験しており「宮前区の地域教育会議は中学校区ごとの活動が活発。それをまとめて、良いところは区全体に広げていきたい」と抱負を語る。「川崎市子どもの権利に関する条例をもっと知ってもらいたいし、子ども会議も活発にしたい」とスタートから熱い想いがこみ上げる。
○…地域教育会議は、娘が小学生の時にPTA役員を務めていたことがきっかけで携わる。気が付けば20年、引っ越しを経ても同会議に関わってきた。「最初は年に7回だけだから…と始めたのが、いつの間にかライフワークに。地域とのつながり、出会った人が素晴らしい」と笑みがこぼれる。
○…横浜市港南区の生まれ。結婚を機に宮前区へ。家族は夫、子ども2人。男の子の孫もいる。子どもを出産するまでは幼稚園の教諭を務めていた。本の読み聞かせをしてくれた幼稚園の先生が憧れだった。娘が小1の時に保育士として仕事に復帰。現在は梶ヶ谷で保育所の施設長を務める。宮前平の子育てサークルの活動にも参加。仕事で多忙だが、月に1度は顔を出す。根っからの子ども好き。「子どもは自分の姿を映す反面教師。自分を振り返る機会になる。子どもから元気をもらう。若いエキスをもらっています」と笑う。元気の秘訣はもう一つ。毎週土曜日のスイミング。「継続は力なり」。これも20年来続くライフワークだ。
○…「何も取り柄がないけど、人脈だけは自慢」と胸を張る。地域ではちょっとした有名人なのだとか。これまで地域を走り回って獲た宝物だ。モットーは「大人が仲良くなれば、子どもも仲良くなる」。笑顔で地域をつなぎ、より良い教育環境の整備をめざす。
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4月19日
4月12日