生田緑地に隣接する約5千坪の敷地に体験型仮想集落「カワサキトカイナカヴィレッジ『松本傳左衛門農園』」(多摩区東生田4の1の6)がある=写真。
里山を所有する松本穣(ゆたか)さんが「都会の近くにある豊かな自然を多くの人に楽しんでもらいたい」と、今年3月に開業した施設だ。
田舎を体験できる「村」をイメージした施設では、市内の農家と連携した農業体験やキャンプ体験、「農家めし」作りなどのイベントが行われている。子どもたちの遊び場に、との想いでハンモックやブランコなどの遊具もある。
通常農園を利用できるのは会員のみ(今年度個人会員は募集締切)だが、定期的に野菜収穫体験などの一般開放イベントも行っている。8月6日(日)には路上生活経験者によるダンスグループ「ソケリッサ」の公演が行われる予定だ。
運営担当の西山雅也さんは「今後は地域交流も意識し、イベントを増やしていきたい」と話す。
各イベントの詳細はウェブサイトおよびフェイスブックで随時更新している。
問合せは同施設【電話】050・3772・7785。
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