神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2017年8月18日 エリアトップへ

宮前ガバナンス8月号 連載寄稿 風水害から身を守る! 〜警報を的確に理解することから〜 川崎市議会議員 石田やすひろ

公開:2017年8月18日

  • X
  • LINE
  • hatena

 風水害の危険が迫っている時に川崎市から発せられる避難に関する情報は様々です。情報をキャッチしたら、的確な行動に繋げなくてはなりません。出される情報には、段階毎に違いがあります。実は、その見分け方を知っているようで知らないものです。その一例として、避難指示(緊急)と避難勧告の違いです。

 避難勧告は「災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令されます。対象住民に避難を勧めるが強制するものではありません」。避難指示は「状況がさらに悪化して、災害による人的被害の危険性が非常に強まった場合や人的被害が発生した場合に発令されます」。つまり避難勧告よりも強制力は強くなります。

 土砂崩れの危険性が迫った場合については、次の状況になった場合、避難勧告等が発令されます。避難勧告は、【1】川崎地域に土砂災害警戒情報が発表された時、【2】大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、川崎市内で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が観測された時、【3】がけ崩れの前兆現象が発見された場合など、いずれかに該当する場合に発令されます。

 避難指示(緊急)については、【1】土砂災害警戒情報が発表され、かつ、土壌雨量指数メッシュデータが土砂災害警戒情報の基準を実況で超過した場合、【2】土砂災害警戒情報が発表されている状況で、川崎市内で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が観測された場合、【3】土砂災害が発生した場合など、いずれかに該当する場合に発令されます。

 夏は、大気が不安定となり局地的な豪雨が起こる危険性が高まります。災害の種別(洪水・土砂災害・高潮災害)によってその避難行動も異なってきます。これらの違いを十分に理解した上で、早めの行動が必要です。行政から出される情報に注意しながら、的確な判断と行動を取ることが重要です。危機管理は、事前の備えから始めたいところです。

川崎市議会議員 石田やすひろ

川崎市宮前区馬絹595-1

TEL:044-861-6870

http://www.ishidayasuhiro.com

宮前区版の意見広告・議会報告最新6

菅生保育園敷地の将来的活用について

市政報告Vol.48

菅生保育園敷地の将来的活用について

川崎市議会議員 矢沢たかお

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告  あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 高戸ともこ

3月29日

若年性認知症の支援体制の強化

一人によりそう。明日へつなぐ。 市政報告

若年性認知症の支援体制の強化

公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう

3月29日

「市民(あなた)の視点」で市政改革!!予算審査特別委員会での質問報告!

「子どもを守る」支援充実を

令和6年度第1回定例会 市政報告【3】

「子どもを守る」支援充実を

公明党川崎市議会議員団 工藤れいこ

3月15日

保育所等を誰でも簡単に利用できる時代

宮前ガバナンス3月号 連載寄稿

保育所等を誰でも簡単に利用できる時代

〜こども誰でも通園制度(仮称)導入へ〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook