神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2017年9月15日 エリアトップへ

カルッツかわさき 市体育館跡地に10月開館 スポーツ・文化の新拠点に

文化

公開:2017年9月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
左から大体育室、共用部分、ホール
左から大体育室、共用部分、ホール

 川崎市スポーツ・文化総合センター「カルッツかわさき」が10月1日、富士見公園(川崎区)の一角にオープンする。市体育館跡地に建てられた同センターの総事業費は約182億円。市の担当者は「多目的に利用できるスポーツと文化両方の施設で、この規模は全国的にみても珍しいのでは」と話している。

 2014年12月に閉鎖された市体育館と来年3月に閉鎖予定の教育文化会館大ホールの機能を併せもつ「カルッツかわさき」。バスケットボールコート2面分の大型体育室(約1500人収容)、武道室、トレーニング室、弓道場などのスポーツゾーンと、2013人収容の劇場型多目的ホールなどのホールゾーン、一般企業、団体向けの会議室などの共用ゾーンからなる複合施設だ。延べ面積2万5423平方メートル、地下1階(鉄筋コンクリート造)、地上4階(鉄骨造)の規模。指定管理者は鹿島建設(株)など5社で構成される「アクサス川崎」が務める。

 施設の愛称は、公募で集まった928点の中から市立川崎高校附属中学校1年の前田凛さんの案が選ばれた。カルチャーとスポーツを掛け合わせた「カルーツ」を軽やかな響きの「カルッツ」にアレンジしたものだ。

地元オペラ団体がこけら落とし

 劇場型多目的ホールはポップスのほか、オーケストラやバレエなどにも適した音響設備で、本格的なオペラ公演に必要なオーケストラピットも有する数少ない施設となっている。来月1日から9日に開催の開館記念事業では初日に、昭和音楽大学(麻生区)内に稽古場をもつ日本最古のオペラ団体「藤原歌劇団」が市民との合唱コンサートでこけら落としを行う。

 一方、スポーツゾーンではかつて市体育館が「女子プロレスの聖地」として親しまれたことからも、初日に川崎区の団体「ワールド女子プロレス ディアナ」が開館記念興行を開催。「カルッツ」ならではの幕開けとなる。今後は地元団体のイベントのほか、ホールゾーンでは、米米CLUBや布袋寅泰さんら著名なアーティストの出演も決定しており、すでに問合せが殺到しているという。

 市の担当者は「地元のものも含め、スポーツと文化の魅力を発信する拠点にしていきたい」と話した。

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook