えひめ国体の少年男子サッカー優勝メンバーとして活躍した川崎北高1年 小林 佑煕(ゆうき)さん 区内野川在住 16歳
ピッチ上では激しく豹変
○…今月1日から4日まで行われた、えひめ国体の少年男子サッカーで優勝した神奈川県チームのメンバーとして活躍した。途中交代ながら、準決勝以外の3試合に出場。特に決勝戦では、延長後半に勝ち越した後に出場し、ディフェンダーとして体を張ったプレーを披露。ピッチ上で優勝の瞬間を体感した。「初戦は緊張で思うように動けなかったが、その後は慣れて途中出場でも普段のプレーができた。サッカー人生初の優勝が国体で、すごくうれしかった」と、充実した笑顔で喜びを語る。
〇…両親に勧められ、2〜3歳からボールを蹴るように。小学校時代は宮前区・高津区を中心に活動する川崎ウィングスFCに所属する一方、川崎フロンターレのスクールにも通った。厳しい練習を積み、5・6年生では高津区選抜チームにも抜擢された。中学で横浜FCのジュニアユースに合格。現在はユースに昇格し、切磋琢磨する日々。ポジションの左サイドバックは小学生当時から変わらない。「豊富な運動量と積極的な攻撃参加が自分の武器。ゴールを決めたり、点に絡むプレーができたときの快感がたまらない」といきいきとした表情。
〇…区内野川で両親と3人で暮らす。月曜日以外は毎日サッカーの練習と試合があり、平日グラウンドを後にするのは夜9時。「サッカー以外の楽しみは?」の問いに「学校で友たちと部活やゲームなど他愛のない話をすること」と、はにかむ。プレースタイルの激しさも持ち味と自負するが、「学校では比較的おとなしい…」と苦笑する。
〇…目標は世界で通用するプロ選手。同じポジションの日本代表・長友佑都選手に憧れる。「今回緊張が解けた後は、豊富な運動量という自分のストロングポイントは示せた。この経験を活かして、大きい舞台でも最初から自分のプレーが出せるように日々の練習で意識してやっていきたい」。夢への階段を踏み出した。
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3月22日
3月15日