アテネオリンピック女子ハンマー投出場の室伏由佳さんが先月24日、宮前平中学校で、同校の2・3年生800人を前に講演を行なった。
これは市の2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催に伴う事業の一環。同大会に向けた機運を高め、生徒たちがスポーツに興味をもつきっかけにしてもらおうというもの。市立中学校に出場経験者を派遣し経験談等を通して競技への取り組み方や心の持ち様などを説いている。
室伏さんは、父と兄がオリンピアンである環境の中での選手として苦悩や挫折。その乗り越え方、夢への向き合い方などを語り、生徒らは最後まで真剣に聞き入っていた。
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