神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2017年12月15日 エリアトップへ

川崎市 新庁舎 25階建てに 各部署を集約

社会

公開:2017年12月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎市は本庁舎等の建て替えについて、新本庁舎の基本設計を先月24日公表した。地下2階、地上25階の構造で、これまで複数の建物に分散していた部署が本庁舎を中心に集約される。

 基本設計で示された新本庁舎の概要は、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造等の免震構造。延床面積は基本計画から微減の約63200平方メートルに変更された。高さは約116メートルと発表されていたが、今回、階数が地下2階、地上25階と免震層になることが明らかになった。約160台分の駐車場に加え、約80台分の駐輪場も設けられる。

 市の担当者は「議会機能も新本庁舎の上層階に入るなど、これまで分散していた機能が本庁舎を中心に集約される。業務効率化をはじめ、市民にとって利用しやすい庁舎が実現できる見通し」と期待を込める。

災害時も役所機能を維持

 地震などの災害時でも、市役所機能を維持するための設備が新本庁舎の特徴の一つ。建物周辺に通う耐震性の高い都市ガス(中圧ガス)を活用した、非常用発電機と装置を設置する。商用電源が途絶してもガスによる自家発電が可能で、市役所の通常業務に必要な電力の約9割をまかなう。

 ガス途絶時もオイルのみで非常用発電機を使って発電し、通常業務に必要な電力の約7割を7日分確保できるという。

 被災時のトイレの水を確保するため、職員が8日間業務できる量を貯蓄する緊急汚水槽も整備。さらに、電力で排水を浄化して再利用できる、全国でも例の少ない設備を導入し、トイレの持続的な使用が可能になるとしている。

 基本設計に基づく概算事業費は計440億円を見込み、旧本庁舎地下部分解体を含む新築工事費が基本計画から約10億円増額となった(旧本庁舎地上部分解体工事関連費約4億円が含まれておらず、実質は約14億円増)。

 2019年度に建築工事に着手。新本庁舎は22年度に完成を予定している。

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

宮前区版のトップニュース最新6

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

県庁で凱旋公演

インクルーシブ合唱団

県庁で凱旋公演

手話と歌で音楽表現

3月29日

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

間もなく3カ月 啓発に力

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook