等覚院の咲き誇るつつじと山門の天井に描かれた天女を一枚に収めた作品。この写真を撮った人はどんな人物なのか―。第12回フォトコンテスト(主催/宮前区まちづくり協議会、宮前区)の作品を審査していた時から気になっていた。
撮影者は古田敏子さん(77)。2月10日のコンテスト表彰式会場に現れた古田さんは、車椅子姿だった。2015年、この作品を撮った後に脳出血に倒れ、いまも半身に麻痺が残っているという。「歩けないがシャッターは切れる」。現在もカメラは肌身離さない。
「リハビリして絶対に歩いて写真を撮りまくる」。今回受賞した文化協会会長賞が励みになった、と古田さんは再起を誓った。
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