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第6期区民会議 多世代の「繋がり」創出を提案 集大成のフォーラム

文化

掲載号:2018年3月16日号

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幅広い世代の参加者が熱心に耳を傾けた
幅広い世代の参加者が熱心に耳を傾けた

 地域の課題解決に向け、区民主体で協議する区民会議。第6期宮前区区民会議の成果発表の場「区民会議フォーラム」が10日、区役所で開かれた。幅広い世代が100人以上参加。川田和子委員長は「人と人との繋がりの創出という大きな成果が得られた」と話す。区民会議は今期いっぱいで活動休止が決まっている。

 第6期区民会議の任期は2016年から2年間。公募や推薦で集まった20人の委員が地域福祉部会とみやまえ活性部会に分かれて活動してきた。フォーラム当日は、各部会がこれまでの取組状況の報告を行った。

 「誰もが住み慣れた地域で、安心・安全に、住み続けられる宮前区の実現」をテーマに審議を進めてきた地域福祉部会では、「地域福祉コンシェルジュ構想の推進」を提案。支援が必要な人に対し、地域の身近な人が気づき、相談窓口や専門家、施設に繋げていく。専門的な知識や資格は不要で区民の誰もが果たせる役割。住民同士が隣近所で繋がり、支え合う仕組みだ。

 みやまえ活性部会では「多世代を巻き込みながら、利益を得ながら地域貢献」をテーマに活動。技術を持ったクラフト等の作り手らによる作品発表や販売、子育てやスポーツなど、各分野で特技を持つ人による体験会の開催などを通して地域活性に繋げる。作り手や教え手同士の交流や情報交換を推進することで活躍の場を創出することをめざし、SNSの活用や意見交換会を実現させた。

 発表後には、区内で作品作りをしている団体らによる見本市「みやまえメッセ」も実施され、各団体が交流、意見交換をし、新たな繋がりが生まれる場となった。

 川田委員長は「6期では、人と人との繋がりづくりに特に重点を置いた。集大成として幅広い世代の方にこれだけ多くご参加いただけたのは大きな成果」と話す。

区民会議休止へ

 06年に各区で始まり、今期12年目を迎えた区民会議だが、今期での休止が決まっている。解決案の実践や継続的な取組み等の課題が指摘されており、再開か廃止かを含め市が来年度中に方針をまとめる予定だ。

 川田委員長は「休止は非常に残念。区民会議は区民の生の声を行政に届ける貴重な場だった。今後、どのような形になるか分からないが、区民の声を地域づくりに反映できる仕組みづくりが必要」と話す。

 また、みやまえ活性部会の佐藤貴房部会長は「せっかくの解決案も任期の区切りがあることで継続が難しい。また、長期にかかる案を提案しにくくなっている。こうした点を考慮して組織づくりをすることが大切」と訴える。今回、みやまえ活性部会で立ち上げたインターネットを活用した情報交換の仕組みは今後も継続していく考えだ。

 宮前区区民会議は第1期からこれまで「みやまえカルタ」の制作や転入者向け情報誌「ぐるっとみやまえ」の発行、防災フェアの開催など様々な成果を残している。川田委員長は「これまでの実績や、区民会議を通して生まれた人との繋がりは今後も継続して生かしていくことが大切」と話した。

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