鷺沼駅前の民間再開発に関して川崎市は20日、宮前区役所、市民館、図書館などの移転の可能性を含めた検討を区民とともに進めるため、第1回目のフォーラムを5月27日に開くと発表した。アンケート調査や団体への説明会、ワークショップなどで多角的に区民の意見を聴取し、来年2月に発表する基本方針案に反映させたい、としている。
再開発が行われる鷺沼駅前への区役所など公共施設の移転をめぐり、川崎市は今年2月に「可能性を検討する」と発表。来年2月までに区民意見を反映した「基本方針案」をまとめる、としていた。
市は「宮前区の未来を考える さぎぬまプロジェクト」として区民参加のフォーラムと意見交換会の実施日程を20日に発表した。鷺沼駅前の再開発にどのような公共機能が望まれるか、区民とともに検討を開始する。
キックオフとなる第1回目のフォーラムは、5月27日(日)午後1時半〜4時半ごろまで、JAセレサ川崎本店ホール(宮崎2の13の38※駐車場の用意なし)で開催される(1時開場)。参加無料で申込不要(定員先着200人ほど)。今回の取組みの概要や検討の進め方の説明、意見交換が行われる予定だ。
意見交換会(ワークショップ)は、区役所を会場に全4回(※表参照)を実施。原則として全回参加できる区民を50人程度公募する。申込多数の場合は、公平な意見を聴取するため、住んでいる地域のバランスなどを考慮して抽選するという。
意見交換会の参加希望者は、5月27日までに市HPから申し込むか、区役所などで配布する用紙で申し込む。第1回目フォーラムの会場でも直接申込が可能だ。意見交換会参加希望者には、第1回フォーラムへの参加を求めている。
また、区民アンケートも実施する。無作為抽出の区民2000人を対象にアンケートの調査票を5月末頃に郵送する。
市は区内の団体などに説明会も実施しており、4月20日現在で35団体401人から意見を聴いているという。
市民文化局区政推進課は「いただいた意見は多角的に整理して、区民の皆さまの意見としてまとめていきたい。ぜひフォーラムにご来場ください」と参加を呼び掛けている。フォーラムや意見交換の途中経過はニュースレターとして発信する予定だ。
11月11日に2回目のフォーラムを実施予定。鷺沼駅前に必要な公共機能など検討の結果は来年2月に基本方針案として発表し、パブリックコメントを経て決定する。
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