初山の初香山本遠寺で18日、川崎市中央卸売市場北部市場水産物部の魚介類供養の会(山田信人会長)による「魚介類供養祭」が執り行われた。
魚介類の命を生業にしている市場水産関係者が1990年に同寺に供養塔を建立して以来、毎年開いていており、今年で32回目。30人以上の関係者が参列した。
本堂で同寺住職の読経、焼香、卒塔婆への入魂が行われ、供養塔で焼香。平瀬川でドジョウやウナギを放流する放生会(ほうじょえ)もあった。
山田会長は挨拶で「築地市場の移転や法改正など市場を取り巻く環境の変化があるが、市民に親しみのある市場にするために水産部の役割は重要、努力していきたい」などと話した。
また、初山幼稚園の園児5人も参加し、市場関係者に質疑応答の時間が設けられた。園児からの「海の魚はしょっぱいの?」「一番大きな魚は何?」「海から魚屋さんまでどうやって運ぶの」などの質問に市場側がていねいに回答、交流する姿も見られた。
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