宮前区版 掲載号:2018年6月15日号 エリアトップへ

公益社団法人日本けん玉協会の神奈川県支部長を務め、区内でも活動する 橋本 雅之さん 麻生区在住 66歳

掲載号:2018年6月15日号

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廃れない魅力を伝えたい

 ○…けん玉の伝承や技術の向上に加え、昨今では生涯スポーツとしての普及も目指す公益社団法人日本けん玉協会。その神奈川県支部長として6月9日には藤沢市で小学生を対象にした県大会を開催した。「技術を学びけん玉好きの子どもたちの交流の場になれば」と期待を込める。

 ○…北海道出身。都内の大学を卒業後、川崎市役所に入庁。青少年会館(当時)に勤務していた20代後半、けん玉が上手い同僚を見て俄然興味がわいた。「よし俺もやってみようって思ったのがきっかけなんだけど」。技のことを誰に聞いたらよいかも分からず、門を叩いたのが日本けん玉協会だった。「当時の会長に電話して、こうやるんだよって技をやってもらっても受話器から音だけしか聞こえないんだから全然分からないんだよね」と冗談のような当時の様子を笑う。10級からスタートし数年で初段の腕前に達し、こども文化センターでクラブを創設。技をマスターする楽しさや、身につく集中力といったメリットを地域の児童に伝えてきた。

 ○…息子2人を育て上げ、退職後の現在は妻と2人暮らし。麻生こども文化センターでの教室に加え、宮前区と高津区の老人福祉センターで高齢者向けの講座も開講するなど、けん玉との付き合いは変わらず。関節リウマチに悩まされた時もその屈伸運動がリハビリになった。「技のチャレンジは脳トレになるし、スクワット運動も身体に良いからぜひ高齢者にも楽しんでもらいたい」

 ○…流行の兆しはあるが、進学や就職のタイミングで終わらせてしまうのがけん玉の課題。「続けてくれる人を増やして後継者育成にも力を入れないと。子どもにも高齢者にもけん玉の“廃れない魅力”をこれからも伝えていきたい」。

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