今年6月末時点での宮前警察署管内の交通事故件数は273件。1年間で前年から100件以上増加した昨年の同期の数字に対して13件減だが、昨年は夏場から増えており、今年も危機感が増している。
昨年1年間の管内の交通事故件数は607件。1月に前年比30件増を記録した後、7月も25件増など二けた増の月が続出。9月末時点で100件増の大台を突破して最終的に前年から133件増加した。
宮前署では危機感を抱き、安全運転啓発や取り締まり強化等を図ったが、劇的な効果には結びつかなかった。
今年に入ると1・2月は昨年の数字を二けた下回っていたが、3月に51件(前年比10件増)、4月に42件(同9件増)を記録。6月末時点で、273件(同13件減)に達している。
また、交通事故による死者は6月末時点で3人。すでに昨年1年間の数字に並んでいる。
内訳では、65歳以上の高齢者の絡む事故(6件減)、二輪車事故(8件減)、自転車事故(4件減)が昨年同期より少ない一方、子どもの関係する事故が6件増となっている。
同署では「少しでも事故が減るよう、打てる対策をすべてやっていく」としている。
防止運動期間中に交通安全指導を実施
宮前署では『夏の交通事故防止運動』(11〜20日)中、17日に宮崎台駅周辺で自転車の街頭点検指導を、18日には平小学校で交通安全サマースクールを、それぞれ関係団体と協力して実施する。
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