地域で子どもをサポートし、教育力の向上をめざす「地域の寺子屋事業」。新たな寺子屋が宮前平小学校に開講し、7月14日に体験教室が初めて開かれた。実施するのは地域総合型スポーツクラブを運営するNPO法人「ファンズアスリートクラブ」。区内では7カ所目の寺子屋となる。
体験教室では、車椅子アメフトが行われ、同小児童14人が参加した。同法人の理事長を務める井上秀憲さんは「今年入学した一年生に車椅子の子がいると聞いて、一緒にできることを伝えたかった」と話す。
教室は川崎市アメリカンフットボール協会が協力。ゲームを通じながら、車椅子に慣れ、試合も行った。子どもたちは「難しかったけど楽しかった。またやりたい」と笑顔。コーチとして参加した井上さんはお互いの特長を知って、役割を担い助け合うことの大切さを訴えていた。
同寺子屋は地域サポーター以外に、将来学校の先生をめざす大学生が参加していく。今回も国学院大、創価大の学生が参加した。
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