市政報告 鷺沼駅周辺再開発区民が検討できる情報の提供を 川崎市議会議員 石川けんじ
2021年に工事着手が予定されている「鷺沼駅前地区再開発」に関して、区役所・市民館・図書館の移転を含め導入する公共機能の検討が「まちづくりフォーラム」などで行われています。
宮前平駅から遠く、坂道で、区役所などへのアクセスはこれまでも課題でした。また、宮前区が分区されてから36年が経ち、人口も当時の1・5倍となり、会議室や学習室などを拡充する事は多くの区民の共通した声となっています。
区役所や市民館・図書館の移転には、十分な検討が必要との声も出されています。「移転しなければならない理由があるか」との問いに、市は「移転させなければならないという特段の事情はございません。鷺沼駅周辺の再開発という機会にどのようなまちづくりをする事が宮前区にとってよいかという視点で区役所等を含めた公共機能について検討しております(さぎぬまプロジェクトニュース【1】川崎市発行)」と答えていますが、移転の必然性は伝わってきません。
移転する事になった場合、市民サービスがどう変わるのか、民間のビルに公共施設が入ることのメリットやデメリット、費用や財源、現在の区役所の場所はどうなるのかなど、市民生活の関わりを市として検討し、区民に説明しなければなりません。その説明がないのです。区役所等の移転となれば、区民の合意が必要です。検討を急ぐあまり、丁寧さを欠いた進め方にならぬよう、市に求めてゆきたいと思います。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
〒216-0024 川崎市宮前区南平台18-15
TEK:044-978-0456
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3月22日