神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2018年9月14日 エリアトップへ

向丘地区連合自治会 「居場所づくり」普及の一歩 課題解決へ、初のイベント

文化

公開:2018年9月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
地域住民同士が交流する姿も
地域住民同士が交流する姿も

 向丘地区連合自治会が8日、「地域の居場所づくり」を目的とした手作りのイベント「いってみっか むかおCafe」を区役所向丘出張所で初めて開いた。「住民が集まり交流する場が少ない」という課題を地域で解決していこうと、住民主体で企画運営した。

 向丘地区連合自治会では、川崎市が進める地域包括ケアシステムの構築に向け「地域でなにができるか」を検討してきた。意見交換会をする中で、「歩いて行ける近隣の居場所(カフェサロン)が少ない」という課題が挙がっていた。

 宮前区内には多世代が集い、お茶を飲みながら会話を楽しむカフェサロンが多数ある。運営は町内会や市民団体が担っているが、同連合自治会に加盟する自治会・町内会には世帯数が100以下の小規模な団体が多く、「単独での実施が難しい」という声も寄せられていた。

 そこで、カフェサロンの運営見本となる今回のイベントの開催が決まった。手法を学ぶと同時に、団体同士の横の繋がりをつくることで「地域の居場所づくり」を進めることが目的だ。3月には運営委員会(川田和子委員長)が発足。同連合自治会に加盟する45自治会・町内会のうち、20団体から協力者が集まった。

 当日は20代、30代の人も子ども連れで多数訪れ、参加者は約300人に上った。来場者同士で交流を深めながら、折り紙やちぎり絵といったワークショップや絵本の読み聞かせなどを楽しんだ。4歳の息子と参加した平在住の小泉麻里さんは「子どもも楽しめる内容で、スタッフさんも優しく声をかけてくれてよかった」と話す。川田委員長は「今後は今回のイベントでできた下地を活かしながら、地域の居場所づくりを進めていきたい」と話していた。

宮前区版のトップニュース最新6

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

市民の「誇り」向上

市民の「誇り」向上

都市イメージ調査

4月5日

女性管理職は過去最高

川崎市

女性管理職は過去最高

職員2024年度人事

4月5日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook