神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2018年9月14日 エリアトップへ

バスケB1「川崎ブレイブサンダース」運営会社の社長として、初シーズンに挑む 元沢 伸夫さん 幸区在勤 41歳

公開:2018年9月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

「生」の衝動、求めて奔走

 ○…川崎市を拠点に、バスケットボールで68年の伝統を紡いできた名門クラブの運営権を、7月に東芝から承継。従業員30人規模の新会社「DeNA(ディー・エヌ・エー)川崎ブレイブサンダース」で、指揮官として10月の開幕に臨む。「川崎は北から南まで勢いがあって、スポーツに対する愛情がすごい」。地域の温かさを肌で感じながら、確かな一歩を踏み出す。

 ○…「チームワークに競争、喜びや悔しさ。いろんな感情はスポーツで教わった」。千葉県松戸市で生まれ育ち、小1から中1まで剣道クラブに所属。中高はサッカー部で汗を流した。「下手だったけど好きで」。県優勝レベルの中学では3軍からはい上がり、ジャンプ力を武器にセンターバックの正選手の座を獲得。大学時代は「日の丸を背負ってみたい」と、ドラゴンボートの社会人チームへ。社会勉強も兼ね、新しい競技にのめり込んだ。

 ○…大卒後はコンサルティング会社を経て、20代半ばで起業に挑戦するも失敗。転職活動の末にディー・エヌ・エーの門をたたいた。新規事業開発や人事、国内外のゲーム事業を経験。2013年半ばから、念願だったプロスポーツ分野の横浜DeNAベイスターズを仕切ることに。事業本部長を軸にスポンサー営業部長など兼務し、一人5役をこなすほど。球団の成績が低迷するとファンから厳しい意見も舞い込んだが、「心身共に健康なのはスポーツに育てられたから」と常に前向きだ。

 ○…深夜に帰宅し4時台起床の繰り返しだが、休日には企画展や商業施設の催しなど市内外に足を運ぶ。「USJで一人、パレードを研究してたことも」と眼差しは真剣。クラブの理想は、子どもに夢を与えられる憧れの存在だ。「ホームのとどろきアリーナで、その感動を生で味わってほしい」

宮前区版の人物風土記最新6

岸 真介さん

馬絹地域の有志を率いて落書き消しを行った

岸 真介さん

馬絹在住 67歳

3月22日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月15日

弘中 幸子さん

ピアニストで3月24日の「アルスノバ・クラシックコンサートウィズ・サクソフォーンズ」に出演する

弘中 幸子さん

有馬在住 60歳

3月8日

畠山 晴圭(はるか)さん

日本舞踊家を志し「音楽のまち・かわさき」20周年CMに出演する

畠山 晴圭(はるか)さん

宮前平在住 20歳

3月1日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

2月23日

瀬川 祐輔さん

川崎フロンターレでミッドフィルダーを務める

瀬川 祐輔さん

横浜市在住 30歳

2月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

  • 2月23日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook