『せいじのみかた』VOL.96 部活「休養日設定」選手の多様な才能の芽を摘むな 神奈川県議会議員 飯田満
先月に続き、県議会文教常任委員会で繰り広げた「部活の休養日設定」の議論をお伝えします。
〈飯田〉県策定の部活動方針では「平日1日以上、週休日1日以上の休養日を設けること」としている。また「52日以上に相当する休養日を設定する」とあるがその根拠は。
〈教育局〉部活動の週休2日は、実は少しキツイ設定で、1年間52週として考え、年間を通して52回の休養が取れるよう柔軟な対応に努めた。
〈飯田〉報道等を見る限り、『部活動週休2日』という伝わり方が関係者の不安を煽り、良い報道のされ方ではない。実際に高校部活動では夏・冬休みにも休養を取り、年間52日程度、部活も休養日を取っていることを広く伝える努力をするべきだ。一方、国のガイドラインでは、部活動の時間を平日2時間、週休日3時間程度と明記された。しかし、県の方針には時間の明記は無いが。
〈教育局〉高校の教育課程は時間が様々であり、多様な教育を実践している。個々の学校が柔軟に対応できるよう、時間は明記しなかった。
〈飯田〉評価したいと思う。私の考えを言うならば、部活日数や時間を規制することで、選手の多様な才能の芽を摘む行為を決して行ってはいけないと考えている。
《論戦は次号に続く》
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4月19日
4月12日