『せいじのみかた』VOL.97 平成29年度決算血税を無駄にしない決意 神奈川県議会議員 飯田満
県議会では平成29年度に執行した税金が適正かつ効率的、効果的に使われたかを審査する決算特別委員会が開会され、私も委員として論戦中です。
昨年度、我が国の経済情勢は緩やかな回復基調が続き、個人消費も持ち直しの動きが見られた1年となりました。
県の平成29年度一般会計決算は、歳入面で、個人・法人県民税など所得環境の改善。法人事業税などは企業収益などを反映して2年ぶりの増収で過去最高となりました。
借入(県債)については、大規模な建設事業終了に伴い、前年度より244億円の抑制を図る事が、次世代への借金の付け回しを抑える意味でも評価できます。
一方、歳出は教職員人件費が減少するも、政令市への税交付金や介護・医療・児童関係費など、義務的経費の増加に歯止めが掛からない状況です。
全体的な歳入歳出差引額は約172億円、翌年度へ繰越す約108億円を引いた実質収支は約64億円になっています。
県民の血税を1円でも無駄に執行させないためにも引き続きチェック機能を発揮してまいります。
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4月19日
4月12日