初山の本遠寺で2日、御会式(おえしき)が開かれた。日蓮聖人の命日にあたる旧暦10月13日を中心に各地で営まれている法要で、本遠寺では例年11月2日に行われている。
萬燈と呼ばれる灯篭提灯の行列があり、溝口、久地、生田から3基の萬燈が夜7時ごろ参集。境内には夜店も出店し、太鼓と鐘、笛の軽快な音が鳴り響くなか、勢いよくまといが振られた=写真。
かつては稗原でも行われていたが、現在宮前区内で行われているのは、本遠寺のみ。
20年にわたり萬燈行列を取り仕切る講長の小金井睦雄さん(77)は「かつては地域の娯楽として親しまれた。伝統ある行事なので続けていきたい」と話した。
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