神奈川ひまわりクリニックの小野龍太院長に話を聞くシリーズ。今回は花粉症治療「舌下免疫療法」について。
小野│来春のスギ花粉の飛散が例年の1・5倍と予想されているそうなので、春先にも紹介した「舌下免疫療法」によるスギ花粉症対策の話です。
舌下免疫療法とはアレルギーの原因である物質(アレルゲン)を少量ずつ投与し、徐々にアレルゲンに慣らしていく治療法です。当院ではスギ花粉症の治療に舌下免疫治療薬「シダトレン」を処方しています。このお薬で治療を開始するのは花粉の飛散の少ない時期からなので、12月がシダトレンでの治療開始の最後のチャンスとなります。
治療には個人差があり、3〜5年程かかります。症状が完全に抑えられない場合でも、症状を和らげたり、抗アレルギー薬の使用量を減らせることが期待できます。
長年花粉症に悩まされている方は治療の候補の一つとして検討されてはいかがでしょうか。
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