川崎市内の社寺や団体、施設などから推薦を受けていた「地域文化財」が決定し、市は先月27日に公表した。宮前区内からは6件が選ばれた。
市内の貴重な文化財を記録しまちの発展に役立てようと、昨年12月に市教育委員会が創設した「市地域文化財顕彰制度」に基づき選定したもので、今回が1回目。推薦募集は3月〜5月に行われ、建造物や絵画、彫刻など有形文化財24点や無形民俗文化財22点など市内計63点が決定した。来年4月から第2回の推薦募集が行われる予定。
宮前区内で今回選定された地域文化財と種別、所在地(活動場所)は以下。英字は見学可否で「A」見学可、「B」施設開館時に見学可、「C」文化財課に要問合せ。
【有形文化財】▽お化け灯籠(B・陸軍東部62部隊将校集会所跡の庭の石灯籠)=宮崎【無形民俗文化財】▽有馬大正踊り八木節(C・大正の頃から伝わる有馬独自の八木節)=東有馬▽土橋万作踊り(C・土橋地区に伝わる作物の豊作を祈る万作踊り)=土橋▽白幡八幡大神平囃子(C・白幡八幡大神の祭囃子)=平【有形民俗文化財】▽「神功皇后と武内宿禰」の家型大絵馬(C・菅生神社所蔵。江戸時代の画家、安田雷洲が描いた大絵馬)=菅生▽等覚院手洗鉢(A・広域に居住する人々によって奉納された邪鬼の彫りものがある手水鉢)=神木本町
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