『せいじのみかた』VOL.99 不適合ブロック塀県民の安全対策が急務 神奈川県議会議員 飯田満
昨年6月18日に震度6弱を観測した大阪府北部地震の発生から半年が経過しました。
地震発生時、登校中の小4女児がブロック塀の下敷きになり死亡した事故を受け、文科省は全国の自治体に幼稚園や小中高校に設置された塀の緊急点検を要請。神奈川県教育委員会も、一級建築士の資格を持つ職員が県立学校172校全ての学校の塀を調査しました。
建築基準法施行令ではブロック塀について、高さ2・2m以下、高さ1・2m超の場合、補強のための控え壁や縦横に一定間隔で鉄筋を配置することなどの基準を定めています。
しかし、残念ながら県立高校や県立養護学校15校42カ所で法令に適合せず対応が必要な塀があったことがわかっています。
県議会では、県民の安全を確保するため、県有施設の不適合コンクリートブロック塀を建替える補正予算を議決しました。
私は、女児が亡くなった大阪府高槻市の小学校のブロック塀とよく似た形状の塀が県内にあると知り、横須賀市内の県立高校の調査を実施しました。小学生や高齢者が歩行する道路だけに安全対策が急務です。県民の生命、財産を守る重要な仕事を引き続き全力で実施していきます。
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4月19日
4月12日